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アニーは胸の高鳴りを抑えられなかった。自分の企画した〈クリスティー記念祭〉が、ついに開幕するのだ。
女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。
「青柳みゆきが殺される」―。警視総監宛てにKと名乗る男から奇妙な五通の手紙が届いた。
東京見物中の赤かぶ検事夫妻。かみさんはビデオ、赤かぶはカメラを片手に楽しんでいた。
文芸編集者笹谷美緒は、取材のため、博多から寝台特急「あさかぜ4号」に乗り込んだ。
都内の建築資材会社に勤めるOL豊原亜紀は、恋人の綿貫志郎とドライブした北関東の山奥で二度も幻の女性に出会うが、綿貫は、真面目に取り合ってくれない。
実業界の大物、相川操一の娘、珠子は東京で一二を競う美貌の持ち主、そしてその兄、守は探偵好きの大学生だった。
太陽の運行を狂わせ、無数の殺人虫を放って殺戮を繰り返すラサロムの前に、世界は大混乱に陥っていた。
1941年、ルーマニア奥地の城塞で、光の剣の使い手グレーケンによって滅ぼされた「永劫なる魔性」ラサロム。
ニューヨークのマンションで、ありふれた毎日を送る未亡人は、静かに雪の降りしきる夜、〈ミリアム〉と名乗る美しい少女と出会った…。
都内の建築資材会社に勤めるOL豊原亜紀は、恋人の綿貫志郎とドライブした北関東の山奥で、二度も幻の女性に出会う。
昭和七年、銀座。カフェー“キャット”で行なわれた魔術ショーの途中、突如大地震が起こった。
酒びたりの父親が嫁入りの邪魔になると娘に泣きつかれた母親、岡場所に身を沈めた幼なじみと再会した商家の主人、五年ぶりにめぐりあった別れた夫婦、夜逃げした家族に置き去りにされた寝たきりの老婆……市井に生きる男女の哀歓と人情の機微を、鏤骨の文章でつづる珠玉の七品
無外流の剣士として高名だった亡父から秘伝を受け継いだ路は、上意討ちに失敗して周囲から「役立たず」と嘲笑され、左遷された曾根兵六にその秘伝を教えようとする。
中学校に入ったばかりのまいは、学校へ行けなくなった。そして田舎のおばあちゃんのところへ行くことになった。
私立探偵・竹花は恵比寿近くのマンションで、営業している。スポンサーの会社社長が脱税で逮捕され、居候先を追い出されたのだ。
かつて法医学教室の助教授であった江崎伸介は、法医学界の権威、嵯峨宗晴教授から故なき攻撃をうけ、学界を追放された。
平家の隠し財宝か、海賊キッドの略奪品か?奄美大島の北海上に浮かぶ実在の島「宝島」に伝わる財宝伝説―その黄金色の夢に憑かれた民俗学者・冠鳥一二三の遺言をもとに、宝探しの一団が豪華クルーザーを仕立てて宝島に繰り出した。
一人の銀行員がマンションの一室でゴリラに刺し殺された。血の海となった惨劇の現場には、書きかけの日記が。
初雪をいただく穂高・乗鞍を望む高山を発車したL特急ひだ1号―。法事を終えて東京に戻ったOLが殺害された。
霧雨の降るロンドン…シェークスピアの悲劇『マクベス』の開演直前に劇場主のハビシャム卿が屋敷で転落死していた。
伊豆・修善寺の『虹の里』。花菖蒲園の東屋で、一人の男が背中を刺されて死んでいた。
運河開発にともなう汚職の証拠をにぎっている悪徳代議士ドーブレックと死闘をくりひろげる怪盗ルパン。
悲しい伝説が生きるお城からきた、勇敢できれいなオオカミ。真名子はいまでも思うのです。
十六歳の女子高生片桐瑞穂が文通マニアの専門誌「月刊ペンパル」に気まぐれに出した伝言に応じてきたのは四人の男女。
7年前までミズーリ州と言われた地に住む、スライ・ムーディの家を訪れた旅芸人の中に「ヨブの仮面」と呼ばれる腫瘍に顔を覆われた少女がいた。
7月17日、第3次世界大戦勃発。米ソの核ミサイルによる炎の柱と放射能の嵐が全土を覆い尽くした。
「グッドナイト、アイリーン」これが、アイリーンがオコーナーから聞いた最後の言葉だった。
昼はお嬢さまの美人女子大生夜はつぎつぎと男を死の淵に誘う魔女…流行のダイエットに潜む拒食症の落とし穴から犯人を推理し追跡する女性カウンセラー…家庭崩壊、SM、女装癖…現代の病巣を抉る大型女流新人の衝撃の文芸サイコ・ミステリー。
夕闇の教会に現れた若い女。死を冒涜するかのような彼女の告白が、神父の心を乱す―。
不倫が原因で勤めていた会社をやめた片山由美は、京都の興信所に再就職した。
守屋勢と野田正樹、今西道也は小学校6年のファミコン仲間。今日もファミコンゲームをやりに正樹の家へ。
あまりにも突然のことで、わけがわからなかった。いきなり男に腕をつかまれ、地下鉄のホームから線路に突き落とされたのだ。
〈精神ダイバーとは人間の頭脳に潜入し、その秘密を探り出す特殊能力を持つ超戦士である〉聖域高野山から盗まれた空海の即身仏を追う密教術の達人美空と精神ダイバー九門鳳介は、中国拳法の達人文成仙吉の案内で、秘密結社“ぱんしがる”の暗黒祭に潜入した。
「出ていって、悪いことが起こらないうちに」念願のマイホームを手に入れたはずの母親がそうつぶやいたときから、翠の身辺で不可解なことが相次いだ―。
「出ていって、悪いことが起こらないうちに」念願のマイホームを手に入れたはずの母親がそうつぶやいたときから、翠の身辺で不可解なことが相次いだ―。
昨年末、「虚無への供物」の物語が始まる12月10日に急逝した中井英夫の未刊行作品集成。
フィリピンの有力な貿易商が京都清水寺で刺殺された。ガイド・森麻子の一瞬の隙を狙っての犯行だった。
雲仙温泉の林の中で七月十一日に和田史郎と芸者の明美が殺され、長崎で十日に川西信が殺されていた。
能登を旅行中の警視庁北条早苗刑事が、ライフル銃で狙撃された。さらに入院中の早苗の病室に2発の弾丸が…。
ピーター・ウィムジイ卿の兄ジェラルドが殺人容疑で逮捕された。しかも、被害者は妹メアリの婚約者だという。
阿波おどりが行われている徳島市で、祭りの最中一人の男が射殺された。
赤かぶ検事こと柊茂検事は、滋賀県警の行天珍男子巡査部長から相談を受けた。
赤かぶ検事こと柊茂検事は、滋賀県警の行天珍男子巡査部長から相談を受けた。
高校時代の友人、八木紀子の誘いで、“日本のエーゲ海”と呼ばれる岡山の牛窓に旅に出た二階堂日美子の前で殺人事件が発生。
神戸市東灘区の新型ファミリーレストラン〈GUY〉で店長が、店先の木に縛られて殺されていた。
連合赤軍事件の記憶も新しい1973年、青葉ケ丘中学の3年A組では悪質ないじめが横行していた。
異常の烙印を捺され社会から肉親から隔絶されたまま流れ流れる果てしない時間が突如として破られた…。とある精神病棟。
一等航海士・神尾修二は、友人の戸山が殺されたことを航海中に知る。神尾の婚約者を自称する教子をめぐるトラブルが原因という。
猫が消えたことは、始まりに過ぎなかった。謎の女はその奇妙な暗い部屋から、僕に向かって電話をかけつづける。
新人看護婦の高山瑠美子は、女子大生の解剖結果に疑問を抱いた。
クィラランは幽霊の存在なんて信じてはいなかった。けれど、博物館の女性館長の怯えようはただことではなかった。
何十万もの人間を生きたまま串刺しにしたとも云われるワラキア公ヴラド。
歌舞伎役者の芳沢吉也さんからのご招待を受けて、麻衣子たちは古都金沢へやって来た。
クレジットカード偽造やニセ札作製、外国人露天商の元締めなど、活動を拡げるアジアマフィアを摘発する端緒を、若手刑事川喜多良一が掴んだ。
伊の凶悪組織から逃走中の旧友アルを長野山中に逃がした翌日、工藤兵悟は五人組のマフィアに襲われた。
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